馬刺しのイチボとはどこの部位?英語では何と言う?牛肉との違いとは?

馬刺しのイチボとはどこの部位?英語では何と言う?牛肉との違いとは?

馬刺しの中でも「イチボ」はきれいな霜降りが入っていて旨みを強く感じられる部位です。イチボとは馬のどの部位であるかご存知でしょうか。また世界中の人にイチボをはじめとする日本の馬刺しの美味しさを伝えたいと思った時、英語では何と言えばいいのでしょうか。詳しくご紹介します。 

馬刺しの極み|馬イチボ刺し
馬イチボはお尻(尻尾寄り)の肉で、本場熊本でもなかなかお目にかかれない貴重な部位です。鮮やかな霜降りが特徴で、口当たりも良く、旨味もしっかり味わえます。噛めば噛むほど味の深みを感じられるので、肉本来の味を楽しめます。
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馬刺しのイチボはどんな味? 

馬刺しといえば「桜肉」と呼ばれることがあるように美しい赤みがかったピンク色をしています。ピンク色をした一般的な馬刺しは脂肪分の少ない赤身であることがほとんどです。一方で赤身よりも流通量が少ないものの格別な美味しさをもっているのが霜降りの馬肉です。 

霜降り肉と聞くと牛肉を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし馬肉も肩ロースや首の根元のブリスケ、イチボなどから質の高い霜降り肉を手に入れられるのです。そんな霜降り肉の中でもイチボはお尻の側面の部分できめ細やかな霜降りが入っているためとても柔らかいのが特徴です。 

イチボは火を通すステーキなどのメニューで食べても美味しいのですが、新鮮なものが手に入ったなら馬刺しとして食べるのがよいでしょう。馬刺しで食べるととても柔らかいので口の中ですぐになくなってしまいますが、脂の上品な甘みと馬肉のしっかりとした旨みを味わえます。イチボは希少部位のひとつなので食べることができたらとてもラッキーです。 

イチボは馬のどこから取れる? 

霜降り肉と聞くと牛肉を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし馬肉も肩ロースや首の根元のブリスケ、イチボなどから質の高い霜降り肉を手に入れられるのです。そんな霜降り肉の中でもイチボはお尻の側面の部分できめ細やかな霜降りが入っているためとても柔らかいのが特徴です。 

イチボは火を通すステーキなどのメニューで食べても美味しいのですが、新鮮なものが手に入ったなら馬刺しとして食べるのがよいでしょう。馬刺しで食べるととても柔らかいので口の中ですぐになくなってしまいますが、脂の上品な甘みと馬肉のしっかりとした旨みを味わえます。イチボは希少部位のひとつなので食べることができたらとてもラッキーです。 

イチボは馬のお尻の側面の部分から取れます。お尻の部分といえば「ランプ」のほうが食べたことある方が多いかもしれません。とくに牛焼き肉ではランプはハラミやタンなどと並んでよく知られている人気の部位ではないでしょうか。 

馬肉のランプはお尻の背中側の部分にありラムと呼ばれることもあります。ランプはイチボよりも霜降りが少ないため赤身に分類されます。しかし他の部位の赤身よりもしっとりと柔らかいので赤身の馬刺しの中でもトップクラスの美味しさといえるのではないでしょうか。 

ランプとイチボは非常に近い場所にあります。しかしお尻の側面にあるイチボはきめ細やかな霜降りが入っているので高級品の部類です。口の中に入れると霜降りの脂の部分がさっと溶け出すので口当たりはまろやかに感じられます。馬は牛よりも筋肉質な動物なので、同時に脂の甘みに負けない馬肉本来の旨みも十分に感じられるでしょう。 

「馬刺し」を英語で言うと? 

世界には馬肉を食べる国はあるものの、魚の刺身のように薄切りにして生で食べる「馬刺し」は古くから伝わる日本料理のひとつだといえます。Instagramなどで気軽に身の回りの情報を発信できるようになった今、世界中の人に日本ならではの馬刺しの美味しさを伝えたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

InstagramをはじめとするSNSでは写真や短い文章を掲載できます。そこで美味しい馬刺しを食べた時には写真と一緒にこれは何かを説明する文章を載せてみてはいかがでしょうか。食用の牛は英語で「beef」ですが馬は「horse」です。また馬刺しは「horse sashimi」といいます。ヘルシーで素材本来の味を楽しめるとあって、現在世界中で和食ブームが広がっています。そのため「sashimi」と言うだけで馬肉を薄切りにして生で食べる意味合いを伝えられます。 

しかしアメリカでは犬や猫と同じくらい馬は親しみをもたれている動物です。そのため文章を読んだ海外の人の中には馬刺しは日本の食文化のひとつであることを理解しながらも「馬を食べる」ということに対して抵抗を示すような反応をする人もいるかもしれません。どんな食べ物もそうですが命を大切にいただくことを忘れないようにしたいものです。 

「イチボ」を英語で言うと? 

イチボは英語では「aitchbone」が由来と言われています。「aitch」とはアルファベットの「H」のことで、お尻の骨がHの形をしていることに由来しているのです。諸説あるものの「エイチボーン」が徐々に縮まって日本ではイチボと呼ばれるようになったと考えられています。またイチボと同じお尻の部分であるランプは英語では「rump」と表記します。 

「horse sashimi」は一般的に馬刺しの赤身を指すため、馬刺しのイチボと言いたい場合はお尻辺りの肉(aitchbone  meat)と言う意味で「aitchbone horse sashimi」。馬刺しランプのと言いたい場合は「rump horse sashimi」と区別すればよいでしょう。 

イチボを自宅で食べるには? 

赤身の馬肉ならもしかするとお住まいの周辺のスーパーや馬肉専門店で手に入るかもしれません。しかしイチボは馬一頭からわずかにしか取れない希少部位のため、なかなか手に入れることが難しいでしょう。馬肉専門の飲食店でさえも入荷量が少ないので売り切れになってしまうことがあるほどです。そこで自宅でイチボを食べるなら通販サイトを利用するのがおすすめです。 

馬刺しの本場である熊本県は国内での馬肉生産量がトップです。熊本県の馬肉を取り扱う専門サイトを検索するとイチボをはじめとする希少部位も数多く販売されています。通販サイトで購入すると鮮度の高い馬肉の塊肉が真空パックに入れられて冷凍されたままの状態で届きます。 

おうちにいる時間が増えた今、食べることが毎日の楽しみのひとつになっている方は多いのではないでしょうか。赤身の馬刺しも美味しい部位ですがイチボは赤身を上回る濃厚な旨みをもっています。馬肉専門の飲食店に行くのもいいのですが自宅にお取り寄せして気軽にご自分の舌で味わってみてはいかがでしょうか。 

イチボの解凍方法とは? 

通販サイトで購入して自宅に届いたイチボは真空パックのまま氷水に20分程度浸けておくと解凍できます。氷水に浸けることによって急速に解凍し、表面は柔らかく中心だけ芯が残った包丁で切りやすい半解凍状態になります。真空パックから取り出したら2~3mmの薄さに切り分けていきましょう。 

気を付けたいポイントは食べる直前に調理することです。なぜならお肉の中でも鉄分を多く含む馬肉は空気に触れると赤黒く変色しやすいからです。食べる直前に解凍して切り分けることで、見た目にも美しい霜降りを眺めながら馬刺しを食べることができます。 

イチボの美味しい食べ方とは? 

赤身の馬刺しと同じようにイチボの馬刺しも馬刺し専用の甘辛い醤油を付けて食べるのがおすすめです。はじめはタレだけを付けて霜降りになった脂が口の中で溶け出していくのを味わってみてください。次におろし生姜やニンニクをタレに混ぜたものを付けて食べれば、脂の甘さと馬肉本来の旨みがガツンと引き立つのを感じられるでしょう。 

最後にスライスオニオンやネギなどを巻いて食べれば濃厚な旨みを感じながらも最後の一口までさっぱりと食べ続けることができます。 

イチボを一度食べると赤身では物足りなくなってしまうかもしれません。それほどまでにイチボは高い満足感を得られること間違いなしの美味しさをもっています。馬肉にはイチボの他にもいろいろな味わいや食感をもった部位があります。食べ比べをしてみても楽しめるのではないでしょうか。 

まとめ 

馬刺しのイチボは馬のお尻の側面の部位のことで霜降りが入って柔らかいのが特徴です。くちどけの良い甘い脂と濃厚な馬肉の旨みを味わえます。 

馬刺しは英語で「horse meat sashimi」イチボは「aitchbone」が由来と言われています。SNSを利用して世界中の人に日本の馬刺しの美味しさを発信してみませんか。 

イチボを自宅で食べるなら通販サイトを利用するのがおすすめです。真空パックに入った塊肉の冷凍馬肉が届くので、食べる直前に氷水に浸けて解凍して切り分けましょう。専用のタレを付けて食べれば自宅でも本場の味を楽しむことができます。 

馬刺しの極み|馬イチボ刺し
馬イチボはお尻(尻尾寄り)の肉で、本場熊本でもなかなかお目にかかれない貴重な部位です。鮮やかな霜降りが特徴で、口当たりも良く、旨味もしっかり味わえます。噛めば噛むほど味の深みを感じられるので、肉本来の味を楽しめます。
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